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頑張れ日本人ご一家:Juri's The Olde Bakery Tea Shoppe & Restaurant

普段はなかなか目を通せない日本語情報誌ジャーニのサイトを覗いてみると、こんな記事が載っていた。

"毎年、英国中のティールームの中で、もっとも優秀な店に贈られる「Top Tea Place」。今年この賞に輝いたのは、コッツウォルズで「Juri's」を経営する日本人一家だった。紅茶の国・英国で同賞を獲得するという離れ業を成し遂げた宮脇さんファミリーを、ウィンチカムに訪ねた。"

という記事だった。

海外で生活していると、嬉しくもこうした日本人の海外での成功話を良く耳にする機会がある。この話も例外に漏れず、月曜日で暗~い気分の私の気持ちを明るく、全くお会いした事もないご家族だけれど素直に「ニッポン頑張れ!」っと両手ばなしで応援したくなる、土俵は違えと同じイギリスで生活する日本人同志としてパワーを与えてもらえた事に感謝。

"紅茶の国・英国、しかも『英国人の心の故郷』とも謳われるコッツウォルズに、英国伝統文化のひとつであるティールームを構え、英国人経営の数ある老舗をさしおいて外国人がこの栄誉に浴することは、例えるならイタリアからやって来た板前が、日本で寿司コンテストに優勝してしまうのと同じくらいの快挙だ。"

"「最初は軽い気持ちではじめたんですよ」"っと何気なく語る宮脇樹里さん。アメリカのカリナリー・インスティテュート・オブ・アメリカ、日本の辻調理師専門学校と並び、「世界三大料理学校」に数えられる「ル・コルドン・ブルー」を卒業し、念願のコッツウォルズに住み「喫茶店くらいならやれそうだ」という気持ちから始めたのがきっかけだったとか。

しかし、"、『喫茶店』は英国の伝統文化であり、英国で『喫茶店』―ティールーム―を開くことは、図らずも英国人、ひいては英国文化への真っ向勝負となってしまったのだ。"とあるように、その道は険しく始めのうちは英国人から冷ややかな対応を受けたりした事もあったそう。新聞の見出しにも"「紅茶の国へ、東洋から殴りこみ―お手並み拝見」という文字を踊らせ、ややトゲのある反応だった。"とのこと。

そんな冷ややかな対応をよそに、自分の夢をかなえるべく家族一団となって作り上げてきたティーショップがイギリスのトップに輝いた!

英国の紅茶振興団体ティー・ギルド協会会長のW・ゴーマン氏さえも"「いいですか、宮脇さん。外国人なのにこの賞をもらったなどと考える必要は一切ありません。私たちは、英国最高のティールームを選んだだけです」。"と心からの祝福を称えられたそう。

"「いい食材を選び、正しいと思うおもてなしをし、誠実さを忘れなければ偏見なく受け入れてくれる。そんな英国人の懐の深さを改めて実感できた」"と語る樹里さんのお父様巌さん。

この記事に励まされた人は私だけではないと思います。面識はないけれど、同じイギリスにおいてこうした日本人の活躍を耳にし、とっても温かい気持ちに、そして「私も頑張らなくちゃ!」っと大きなエールをもらった事に心から感謝。幸い自宅からそうそう遠いわけではないので、ちかじかこのティールームへ足を運んでみようとおもいます。

宮脇さんご一家、これからも頑張ってください!心から応援しています。

Juri's The Olde Bakery Tea Shoppe & Restaurant
High Street
Winchcombe
Cheltenham,
Gloucester GL54 5LJ
Tel / Fax: 01242-602-469
営業時間:木~日曜10:00~17:00(バンクホリデーは月曜もオープン)

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by bunnuby-yums | 2008-05-19 21:45 | これ気になる?


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